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2005年 04月 03日
「ヴァーチャルガール」エイミー・トムスン、を読み終えた。
最近は、平日は電車の中ぐらいしか読書しないので、日曜日に一気に読み進めるようにしている。 おかげで、やっと読み終えることが出来た。 一度、読んだことがある作品だったのだが、いざ読み返してみるとかなり詳細の部分を忘れており、随分ハラハラしながら読み終わることが出来た。 っていうか、あんまりちゃんと理解して読んでいないような気がするので、自分には、読み返すのはいい習慣なのかも。 それでこの作品、なんというか、女性の自立とか、ホームレス等のマイノリティの人権、とかをテーマにしている作品のような気がした。 それと、ユニーク(唯一)であること、という事の大切さ。 ロボットである主人公が、人格をバックアップコピーされるのを嫌がるシーンがあるのだが、そこの描写なんかは、バックアップされた人格とオリジナルの人格の違和感振りと、バックアップを戻されても同じ人格とは違うのだ、といったところが上手く表現されていて、なかなかドキドキさせられた。 ただ、この「自立」というテーマが、作品中ではAIの自立という形で表現されてしまうため、自分だったらやっぱり、AIを規制する意見の方に賛成するだろうなー、とは思ってしまった。 なんにしても、この作品結構面白い。 映像化するのに非常に向いた作品だと思うんだが、ハリウッドとかでしないもんなのかね? でも、この「ロボットの人格」っていうテーマは、さすがに多すぎるのかー。 どちらかというと、人間とロボットが同等の人権を持った世界を描いている、「PLUTO」浦沢直樹、の方が凄いSFを描いてくれそうで期待しているんだけど。 #
by book_reader
| 2005-04-03 23:38
2005年 03月 31日
なんとか、トンプスンの原書を読んでいる。
といっても、1日1~2ページ進めるのがやっとだ。 これは、マジで1年かかりそうな雰囲気だ。 しかし、読んでて知らない単語ばっかりなのに驚く。 まぁ、英語は得意じゃないし、ちゃんと勉強したことも無いのだからそうなのだろうが、仮にも義務教育で習っているのに、この解からなさはかなりビックリだ。 そんなで、PDIC+GENE95の辞書ソフトで調べながら読んでいるのだが・・・、 1ページ読み終わるのに30分以上かかる! しかも、意味がかなり曖昧! うーん、ペイパーバッグで、文体も簡潔なトンプスンの作品でこれなのだから、他の作品は絶対ムリだろうな。 とはいっても、翻訳されてない読みたい作品って、結構あるんだよなー。 翻訳が古すぎて読めたものじゃなかった「破壊された男」も読んでみたいし。 しかし、英語覚えている人は、ホントどうやって覚えたんでしょうか? #
by book_reader
| 2005-03-31 00:01
2005年 03月 27日
うーん、ついつい買ってしまった「The Grifters」Jim Thompson。
ジム・トンプスンは大好きなんだが、翻訳されている作品が少ない。 ペイパーバッグの作家のトンプスンなだけに、作品数も多いのだが、ホントに翻訳数が少なく4冊ぐらいだったと思う。 かなり評価も高まっているのに、どうしてこれ程、翻訳数が少ないのか、かなり不思議だ。 正直、本を読んでいてビックリしたのは、このトンプスンと、アゴタ・クリストフぐらいだ。 好きな作品や、面白かった作品はたくさんあるのだが、読んでいて「何だこれは!」と思ったのはこの二人だけだ。 日本人作家を下に見るわけじゃなく、凄い作品もあるんだろうが、どうしても「面白いだけ」の作品に感じて敬遠してしまう。 「問題作」といわれた作品等も読んだ事はあるのだが、確かに面白いのだが、読んだ後面白いだけだったような感じがした。 はっきり言って、「面白いだけ」の作品は読んでいる暇がない。 本を読む時間を作るの事の難しさは、社会人だったらみんな感じるだろうが、読み終わって面白いだけだったら、時間を無駄にした気がしてしまうのだ。 まぁ、いろんな「面白い」があるとは思うのだが、やっぱり自分は、読んでビックリするような作品に出会いたいのだ。 とかいって、普通に「マリみて」とかも読んでいるから何なんだが(笑い)、とうとう買ってしまった、トンプスンの洋書! 英語は全然読めないのだが、まぁ、ペイパーバッグの作品なんだし何とかなるかも。 とりあえず、1年かけて読み切るつもりで頑張ってみるか! #
by book_reader
| 2005-03-27 22:26
2005年 03月 24日
「ヴァーチャルガール」エイミー・トムスン、を読んでいる。
一回読んだことがある作品なのだが、図書館で予約している本がなかなか来ないので、繋ぎでもう一度読み直そうかと。 この作品って、結構好きで面白い作品だったんだが、内容が内容なだけに、やっぱり玄人筋の評価は高くないようだ。 まぁ、そりゃ、そうだろう。 内容は、完全にギャルゲーのシナリオと大差ないんだから! 「ちょびっツ」(だっけ?)なんて、読んだ時、この作品をパクッたのかと思ったし。 でも、この、冴えない主人公と美少女ロボット、ってテーマは腐る程あるテーマだしねー。 つーか、「ちょびっツ」読んでいる自分にも驚くが・・・。 でも、さすがにこの作品、この設定だけ楽しんで、といった巷のギャルゲーとは違って、結構しっかり書かれている。 SF的な部分はそれ程強くないのだが、ゼロから作られたロボットが、人間社会を見つめていくという部分では、ちゃんとロボットというテーマは消化していると思う。 まぁ、主人公の美少女ロボットが萌え萌えなのはそうなのだが、その視線からみる世の中の厳しさと人間の心、といった部分の方が主題なんだろう。 まぁ、あまり本を読み返さないタチだったのだが、最近は少し読み返すのもいいかもと思ってきたので、とりあえず、昔読んで面白かった作品はまた読んでみるとしてみよう。 #
by book_reader
| 2005-03-24 23:51
2005年 03月 24日
朝の電車で珍しく座れたら、前に立っている人が二人、日経新聞を読んでいた。
昔、会社に置いてあって、読んだ事はあるんだが、正直、株でもやってないと見るところ無くて面白くないんだよなー。 読売とかなら、まだ読むところがあるんだけど。 朝日は、キチ○イだから読む気しないが。 そういや経済といえば、経済ニュースはライブドアの話ばっかりだなー。 自分が驚くのは、結構、ライブドアの応援している人が多いことだ。 自分は、時間外取引とか、胡散臭い事して買収している会社は応援する気にならないんだがなー。 そういうと、フジの方が馬鹿なんだって!、という人が居るんだが、だからといってライブドア応援になってしまうのも不思議なんだけど。 それ以前に、フジテレビとか、ポニーキャニオンとかがぶら下がっているから買収したとしか思えないのだが、そんなライブドアが、新しいメディアの形を作る、と思っている人がいるのも不思議だ。 週末、WWEのファナティックシリーズで、老舗プロレス団体のWWEを、メディア王のテッド・ターナーが潰しに来た時のドキュメンタリー「MONDAY NIGHT WAR」をやっていたんだが、ライブドアvsフジの形に似ていて面白かった。 巨大な資金と、業界のタブーを無視して進出してくるWCWを、主力を殆ど引き抜かれた老舗のWWEが、どうやって戦っていったかというドキュメンタリーだ。 崩壊一歩手前の状態で、主力を引き抜かれていく中、あくまでも人材育成とプロレスを中心にした経営方針で、結果的には逆に相手を潰し吸収合併してしまうところには、なかなか考えさせられ興奮もした。 それも、ライブドアが手本としている「メディア王」テッド・ターナーが逆に潰された話なだけに、なおさらだった。 思うに、やっぱり王道を歩かなけりゃ、ビンス・マクマホンみたいに、「VINCE IS GOD!」のサインボードを掲げられつつ、全ヒールレスラーの中で最大のブーイングを浴びる、そんな「WWE社長」ビンス・マクマホンのようにはなれないんじゃないか、と思うんですけどね? #
by book_reader
| 2005-03-24 00:10
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